占い師に未来を予見されたら、本当にその通りになってしまうの・・?!
基本的には、その人の運命次第であり、
人間一人一人の運命は、他人の「言」などに左右されないとも言えます。
しかし、言葉と言うものの持つ力の「あまりの凄さ」を考えますと、
「本当にその通りになってしまう」事は、十分に考えられるのです。
大宇宙の法則は、 「思った事、書いた事、口にした事は、形になって現れる」
のが原則だからです。
「宇宙は言葉で出来ている」から、「事(こと)」と言うのでありまして、
私たちは、占い師であってもなくても、 口から発する一言一言には、
重い責任があり、 十二分な注意を払う必要があるのです。
さて、一言で占いと申しましても、 それはピンからキリ以上の種類があり、
何百、何千・・・とある運命学のうち、人間の開運に役立つものは
いくつもないと言う事を知っておく必要があります。
第一、占いは当てるのが目的ではありません。
その方の現状における運命レベルを正しく把握する、
高い精度で把握するために、その制度は高くなければならない訳ですが、
それは、開運のための指導をする側が、 心の中で把握するだけであって、
相談者にうっかり伝える事ではないのです。
第一、その方の未来を当てさえすれば、 その方の幸せの足しになるなら、
ある意味簡単なのでありますが、 安易に当てる事によって、
マイナスを生じる 可能性があるから難しいのです。
過去や未来を当てさえすれば、喜んですごいと言う相談者が 多い中での葛藤が、
真の指導者にはある訳です。
さて、指導者にも誠にたくさんの段階がある訳であります。
真の指導者とは、
例えどのような未来を背負った相談者の方がきても、
「あなたの未来は大丈夫。 ただ〇〇〇するともっと良くなりますよ。」と、
不安を与えないように心掛けながら、 その人が災いを未然に防ぎ、
より良い人生を歩んでもらうために、
その人に合った開運のための具体的な方法を指導する指導者です。
次に問題のある指導者についてお話させていただきます。
相談者の方に、
「このままでは大変な事になります。 でも〇〇〇すれば大丈夫です。」
と指導する人です。
不安を与え、良からぬ「コトタマ」を口にしますが、
一方でそれを防ぐ方法を提示します。 (その方法が的を得ているかはともかくとして。)
さらに、一番問題な指導者と言うより、 ただの預言者、
ただの占い師についてお話させていただきます。
相談者の方に、
「あなたの未来はどうしようもないね。どうにもならない・・。」
などと、ただ不安を与え、その解決策を示せない人です。
いずれに致しましても、指導者と言いますのは、
相談される方になるべく不安を与えず、 良くない言葉を発する事なく、
しかし、「本当は今のままより、〇〇〇する事でさらに良くなりますよ。」
と言う事を伝える必要があり、とても難しいのです。
「本当に自分を想ってくれる人は、いい事ばかり言わない。」
と言う事もありますから、まったく不安を与えない事が、
絶対に良いとも言えず、難しいのです。
教訓:安易に不安な事を言う「占い師」には注意する。
0コメント